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HBC北海道放送にて講義とフィールドワークを実施しました

インタビューやフィールドワークの手法を学ぶ「質的社会調査論B」の授業は2025年1月21日、札幌市中央区のHBC北海道放送を訪問し、ジャーナリストの視点から社会調査について学ぶ講義と、テレビスタジオ等を見学するフィールドワークを行いました。

商学部1年生を中心に、中国の協定校の留学生3人を含む30人が参加しました。HBCコンテンツ制作センター報道部の濱野 祐司さんが、ご自身が制作した番組を学生に見せながら、取材テーマの選び方や情報収集の方法、結論の導き方について説明しました(写真1)。

写真1 取材手法について講義するHBCコンテンツ制作センター報道部の濱野さん

質疑応答では、「テーマと取材対象者とどちらを先に決めることが多いのか?」という学生の質問に濱野さんは、「テーマが先のことが多いが、特定の人物を取り上げるために取材対象を先に決めることもある。例えば大谷翔平選手の番組のような場合がある」と説明しました。良い映像を撮るコツとして濱野さんは、事前の情報収集やカメラを回す前の取材の重要性を指摘したうえで、「(番組に登場する)人は少なく絞りこみ、その人に集中してメッセージを伝えることが大事」と話していました。

講義に続き、HBCの情報報道番組「今日ドキッ!」を収録するテレビスタジオや、ニュース番組を扱う報道フロアを見学しました(写真2)。本学商学部1年の長内 一樹さんは「テレビ局に入るのは初めてで非常に楽しかった。ドキュメンタリーが好きなので、番組制作の講義も興味を持って聞いた」と話していました。

写真2 HBCテレビスタジオを見学する北海商科大学商学部の学生

(担当教員 佐藤 千歳)

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