商学部 商学科/観光産業学科 2024年度版
北海商科大学 開講科目一覧
商学部主要科目の特徴
異文化交流科目 語学
英会話 Ⅰ |
国際社会における英語でのコミュニケーションの基礎学習を行います。また、大学レベルでのTOEICに対応するために、語彙力や文法力を向上させながら、基礎的なリスニング力とリーディング力、受験のテクニックを学びます。 |
中国語Ⅰ |
本学は、「開拓者精神の涵養」という建学精神を継承し、当今グローバル化時代のニーズに応え、「アジアの時代にアジアを学ぶ」ことを教育目標に揚げている。本講義は、中国語を学び、協定校での留学生活を通して学生諸君に国際的視野に立つ多様な価値観や世界観を養成し、異文化コミュニケーション能力を身につけることを期している。また、中国語の学習を通して中国の文化、歴史、風習などの関連知識への理解を深め、将来、国際ビジネス、国際観光の分野において、中国市場を開拓できる幅広い教養知識を持つ実践能力のある技能を修得した人材になることを望んでいる。 |
韓国語Ⅰ |
「躍動する北東アジア地域の発展に貢献する」という本学の教育方針、および「国際的視野に立つ異文化コミュニケーション能力の涵養」という本学の学位授与方針に立脚して、韓国語の文法や語彙、日常会話表現を速成で習得する。慣用表現など、実際の韓国生活で必要な表現も身につけていく。 |
異文化交流科目 社会と文化
日本近代とアジアA |
本講義は、高校の日本史よりも広く深い全体像として日本近現代史を捉えられるようになることを目的とします。そのために近代日本の成り立ちを理解する上で必須のテーマであり、近隣アジア諸国との間で問題となっている「歴史認識」に関わる「対外戦争」と「植民地支配」について、基礎的な事実と歴史学界における通説を紹介します。
最近は、日本近現代史についての歴史認識をめぐる周辺アジア諸国との軋轢の報道に多く接する機会があると思われます。雑多な情報にまどわされずに、的確な歴史認識を有することを皆さんに希望します。 |
国際経済の動きA |
世界の経済がグローバル化していく過程を、新大陸の発見から現在まで,歴史的に検討する。この学習を通して、国際社会における生活慣習や環境の相違に基づく多様な価値観や世界観の存在を理解し、国際的な視野に立つ異文化コミュニケーション能力を身につけることを目指す。 |
文化心理学A |
文化とは,特定の社会の人々によって共有される行動様式ないし生活様式であり,私たちの行動や態度に様々な影響を与えている。このような文化的背景がどのように人の行動や態度に影響を与えるのかを学び,国際社会における生活慣習や環境の相違に基づく多様な価値観や世界観の存在を理解してもらう。 |
専門基礎科目/両学科必修科目
経済と社会の仕組み Ⅰ?Ⅱ |
人間は社会から隔絶して生きていけない。現代人にとって経済的知識は必要不可欠となっている。経済と社会の関わりは社会的?文化的伝統、時代によって様々な特徴を有するが、授業では多くのトピックスを取り上げ、激変する社会と経済との関わりを学び、ビジネスを学ぶための素養を身につけることを目的とする。 |
経済システム理論 Ⅰ?Ⅱ |
経済システム理論Ⅰでは、マクロ経済学の基礎知識や初歩的な理論を学ぶ。景気や物価の問題を経済学的に考えることができるようになること、またビジネスに必要な諸概念や基礎理論を理解することが、この授業のねらいである。経済システム理論Ⅱでは、ミクロ経済学の基礎知識や初歩的な理論を学ぶ。個々の経済主体の行動に共通する基本的なルールを理解すること、また、ビジネスに必要な市場に関する基本的な諸問題を理解することが、この授業のねらいである。 |
コンピュータ?リテラシー Ⅰ?Ⅱ |
ICT時代といわれる現在、ビジネスパーソンが商学?経営?経済分野で直面する様々な問題を効率的に解決するには、迅速かつ的確に関連情報を収集し、目的に応じてそれらを処理?加工?分析?活用する能力がビジネスパーソン個々に求められています。そうした社会的要請を踏まえ、コンピュータ?リテラシーⅠでは、まずビジネスパーソンがビジネスシーンでコンピュータを使用する際に心得ておくべき情報倫理等の諸常識を学びます。続いて、こんにちビジネスシーンで多用されているWord 2010、Excel 2010を中心に基本的な操作方法と応用的機能について学び、実際的な例題処理を通じビジネスの実務や研究レベルで自在に活用できるように指導します。コンピュータ?リテラシーⅡでは、まずExcel 2010のグラフ機能、データベース機能をビジネスの実務レベルでしっかり学習します。続いてPowerPoint 2010を自在に活用できるよう、実際的な課題作成を通して基本操作と多彩な機能を習得します。その後、ビジネスデータの実戦的な処理練習を通して応用テクニックを磨きます。 |
専門関連科目
日本経済論A |
本講義では、幕末に世界経済の一環に組み込まれることになった日本が、いかにして資本主義経済体制を構築し経済発展を成し遂げたのかを、1945年までの戦前日本の主要産業の成長過程に焦点をあてて理解すること目的とします。
またこの日本の経済発展には、近代日本が経験した数度の対外戦争を通じながら周辺アジア諸国との間に取り結ばれていく様々の「経済関係」が大きく影響しています。このような諸関係にも目を向けることで、近代のアジアで日本が果たした役割をも同時に考えていく講義にしたいと思います。 |
比較企業形態論 |
中国企業を理解するには中国経済の要である国有企業を理解しなければならない。本講義では中国経済の現状と課題と、中国国有企業の改革の必要性の理解を通じて、中国経済の課題を発見し、解決する道筋を自ら発見する能力を身につけることがねらいである。 |
商学科専門科目
マーケティング Ⅰ |
私たちが暮らす今日の経済社会は、国内外で多種多様な物財?サービスや資金などを取り扱うさまざまな企業のビジネスで成り立っています。企業による総合的な市場対応活動であるマーケティングは、このビジネス活動の主要な一部であり、国際的なマーケッティングを展開する企業も増加しています。本講では、マーケティングの詳細に先立って、まず現代のビジネスを構成するしくみと活動について幅広い基本的知識を修得し、それらを踏まえて、マーケティングのフレームワークについて学びます。講義を通じてグローバル化社会におけるビジネス活動を担ううえでの素養を身につけることをめざします。 |
企業経営論 Ⅰ |
「経営」をタイトルの一部に冠する本をめくっても「サッパリ…」という人は多いものです。日本における経営研究の関心をみると、古くは個別経営と全体経済の関係や収益確保に関心がありましたが、戦後アメリカ理論が優勢となると関心は組織内部のマネジメントへ向かいました。しかし60年代に経営戦略概念が登場し、関心は再度方向を変えました。これが経営学のテキストにばらつきが生じる背景です。講義では企業経営を考えるうえでの基本的視点から学びます。 |
金融システム論 Ⅰ |
近年の世界経済は大きな転換点を迎えているといえる。米ソ冷戦構造の終焉に伴い、あらゆる分野で世界的規模の市場統合という現象が加速している。これにより金融リスクも増大かつ多様化する傾向を強めており、これまでの金融システムの変革を促す大きな要因ともなっている。
この授業ではこれまでの伝統的な金融システムの問題点を明示し、それらの原因を考えながら今後の金融システムのあり方について検討したいと思う。 |
管理会計論Ⅰ |
管理会計(management Accounring)は、経営のための会計で、企業のみならず非営利組織でも活用されています。経営者や組織のトップは戦略や方針を決めるために意思決定をし、戦略や方針を実現するために組織内の人々の行動につながるようにコントロールをしなければなりません。管理会計は、会計情報を意思決定やコントロールのために活用する、いわば組織マネジメントの要といえるでしょう。この授業では管理会計の基本的な知識について学び、経営を会計から捉える能力を身につけます。 |
観光産業学科専門科目
観光学 Ⅰ |
観光は多くの分野に関連する広い裾野を持ち、さまざまなアプローチをされる一方で客観的にとらえにくい現象です。本講では、そうした観光を学問する考え方と、現代の観光を形成するにいたった東アジアを含む国際的な歴史の流れと現在の課題を、新たな観光への展望をふまえながら学びます。 |
観光事業論 I |
観光事業は、観光産業と混同されている場合が多い。観光産業が企業利潤を目的としているのに対して、観光事業は、政策展開に基づき観光産業を通した事業効果の発現を目的としている。本講義では、観光を探究の対象として捉え、学際的アプローチによって観光事業の社会的役割や意義を導出することを目的とする。そのうえで、観光事業の重要性を理解し、観光産業に対する総合的思考力の錬成によって地域振興に寄与したい。さらに、修得した知識および技能によって、自ら課題を発見し解決する能力を身につけることをねらいとする。 |
観光地理論Ⅰ |
21世紀は観光の時代と呼ばれ、各地で観光客の誘致に取り組んでいます。当科目では、沖縄県から北海道までの地理学的特徴や観光資源の地域特性等を地域ごとに学習します。また、各地における観光形態の変遷や近年の観光動向を習得します。さらに、国内旅行業務取扱管理者?国内旅行地理検定のための基礎的な知識を身につけます。 |
観光政策論 Ⅰ |
日本の現在に至る観光行政の流れと、現在に至った歴史的背景を理解する。また観光活動の飛躍的進歩を遂げるアジア観光の現状を把握し、20世紀のインバウド政策の模範的政策としてシンガポールの観光政策を学ぶ。また、アウトバウンドの典型的タイプのハワイ観光について学ぶ。 |
専門キャリアアップ科目【APQ科目】
社会行政論 Ⅰ?Ⅱ?Ⅲ?Ⅳ?Ⅴ |
本講義は、将来、公務員採用試験にて必須となる教養科目の内、一般知能領域に該当する「数的処理」を無駄なく攻略するための講義になります。また、扱う題材は就職試験に用いられるSPI3等の攻略にも繋がります。はじめて学習する内容ばかりですので、安心して学習できるように、担当講師がサポートします。Ⅱでは専門科目として最も重要とされる憲法?民法の基礎知識を身に付けます。Ⅲでは、重要とされる行政法の基礎知識と、政治学?行政学を学びます。Ⅳでは、問題演習を中心にして再度経済学の全般を見渡し、併せて財政学も押さえ経済系科目のインプットを完成することをねらいとします。Ⅴでは、本試験に向けた実践力を身に着けます。 |
情報管理論 I?II?III |
エクセル、ワード、パワーポイントを自在に使いこなすためのMOS資格(マイクロソフト?オフィス?スペシャリスト)を取得する科目です。毎年60名程度の受講生がこの資格を高いレベルで取得しています。 |
旅行業務論 Ⅰ?Ⅱ?Ⅲ?Ⅳ |
国内旅行業務取扱管理者と総合旅行業務取扱管理者の資格を取得するための科目です。観光産業学科に所属して旅行業に就職しようと考えている皆さんには最適な科目です。 |
税務会計論 Ⅰ?Ⅱ?Ⅲ |
商学部で学ぶ会計学関連科目を基礎として、税理士、公認会計士、国税専門官などを目標とする皆さんのために開講される科目です。さらに、税務会計能力試験による資格取得を目指します。 |
通商実務論 Ⅰ?Ⅱ?Ⅲ?Ⅳ |
国際的な取引や貿易関係の仕事を目指している皆さんのために、貿易実務検定取得および通関士の資格取得のためのトレーニングを行います。 |
PAL(TOEIC英語) Ⅰ?Ⅱ?Ⅲ?Ⅳ |
1年次の英会話Ⅰと英会話Ⅲ、2年次の英会話?作文Ⅰ?Ⅱ修得した能力をベースに、さらにハイスコアを目指すための科目です。 |
PAL(専門職中国語) Ⅰ?Ⅱ?Ⅲ?Ⅳ |
半年間の中国留学後、中国語検定のHSK上級レベルを取得するための科目です。これまで6級に多数の合格者が出している他、在学中に国費留学を実現している在学生?卒業生も多数輩出しています。 |
PAL(専門職韓国語) Ⅰ?Ⅱ?Ⅲ?Ⅳ |
半年間の韓国留学後、韓国語検定のTOPIK上級レベルを取得するための科目です。これまで6級に多数の合格者を多数輩出しています。 |
科目ごとの目標等
シラバス検索において、科目ごとの目標を開示しています。
シラバス検索